EV工法 工法図
CNSオリジナル EV工法
EVとアスベストの近況
エレベーターシャフト、機械室には、防火・防音対策として吹き付けアスベストが使用されています。
老朽化や劣化等により剥がれ落ちたアスベストは、エレベーター内や空調を通じて建物内部へと浮遊・飛散します。エレベーター内部のアスベスト浮遊濃度測定値が高いのはこのためです。
危険性が顕著化した現在、急ピッチで安全対策が進められております。
従来工法との相違点
従来工法では、EVシャフト内での作業員による安全化作業を必要としていたため、大掛かりな養生やシャフト内での足場の組立を要すると共に、作業員及び現場の安全確保が難しいという側面があります。
CNSオリジナル工法は、足場の設置や、大掛かりな養生を必要とせず、作業員によるEVシャフト内部での作業も最小限で済むため、大幅な工期の短縮と、工費削減、絶対安全を実現しました。
EV工法要点
機械室養生
機械室内の機械、床、壁面を養生シートで被覆。
EVボックス上部へのスプレー取付
EVボックス内にスプレーシステムを設置、 上部への棒状噴霧ノズルを設置後、作業員を乗せたEVボックスが 昇降を繰り返しながら周囲のアスベストを安全化していきます。
EVボックス内での動作制御
EVボックス内にて作業員がスプレーの動作を制御します。 カメラ等と連携させ、施工模様を確認しながらの作業も 可能です。
養生シートによる密閉
各階の扉部分を養生シートにて密閉。
EVシャフトを完全に隔離します。